フンセン首相、タイの出稼ぎカンボジア人に「落ち着け、タイ政府の能力を信ぜよ」と呼びかけ
タイの出入国管理所前のカンボジア人出稼ぎ労働者

20日、フンセン首相は、「タイのすべてのカンボジア移民労働者に冷静を保ち、問題を管理するタイ政府の能力を信じるよう」求めた。

これは、タイのサムットサコン県水産市場での大規模クラスターの発生で大量のタイ在住のカンボジア人出稼ぎ労働者が集中して帰国することを怖れた措置である

同首相は「本当の病気は恐怖です。新型コロナウイルス(COVID-19)を恐れることはいいが、パニックに陥ってはならない」と彼は強調しました。

同首相は声明の中で、「カンボジアの移民労働者とその家族に、仕事を続けるためにタイに滞在し続けることを奨励」「ある場所から別の場所に移動することがコロナ感染リスクを大きくする」と訴えている。さらに、「タイに入国したい人に旅行を延期するよう」述べている。

既にカンボジア政府は20日(日曜日)、検疫の能力を超えて多くの出稼ぎの人々が国境に群がる場合に備えて、70台の軍用車両が3つの国境ゲートに輸送できるように出発させ、そこで、国境地域の軍隊、警察、国境に駐留する憲兵隊それぞれは、タイ側との間の協力するよう命じた、という。

*掲載画像:帰国しようと国境につめかけるカンボジア人出稼ぎ労働者たち(イメージ)画像:Khmer Times

 

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