フンセン首相は、2021年7月1日朝に行われたCOVID-19との闘いのための全国委員会の会議で、Covid-19の問題について、ビデオを通じて次のように述べた。
「COVID19がなくなるという希望は短期的には不可能であり、インフルエンザが常に存在するように、それは私たちのそばにとどまるかもしれません。それで、私たちは、将来の実施のために提案される原則または戦略を設定する、より多くの新しい措置に一生懸命取り組む必要があります。」そして「近い将来根絶されることはない」と言明した。つまり「<2月20日市中感染事件>は長い闘いになる」という意味のことである。
その後、同首相の名で指示が相次いで出された。
1.入国規制の強化、隔離期間3週間に延長。これが一律入国者に適用されるかの詳細不明。少なくともタイ国境に接する州では厳格に適用される。
2.COVID19との闘いに政府から要請されて参加しない医師は資格を失うと警告。
3.Covid-19患者を透過的かつ効果的に治療するための医薬品を組織し、配布し、投与するよう保健省に命じました。
4.すべての州政府に、死者増に備えてCovid-19治療センターに保管する棺をさらに購入するよう要請した。
5.全ての企業は被雇用者にコロナ検査を必要とするように。
6.ベトナムとタイ国境を閉鎖。ベトナム国境でベトナム人、カンボジア人の国境往復を厳禁。
7.保健省は、タイ国境沿いの各州に10,000の迅速検査キットを配布するよう指示。
8 カンボジアのすべての国境検問所でタイから帰国した出稼ぎ労働者用の迅速な検査を実施するよう国境当局に命じ、PCR装置によるサンプル検査がすでに国境で展開されている。
1日だけでフンセン首相が言明し、指示した内容は以上です。
特にインド変異種のデルタ型の流行が始まっており、死者の増加についても具体的な備えにも触れている。これは、保健省の発表の変異種確認数よりもかなり多いという認識を示している(特に上記の4)。カンボジアのコロナ感染が(4月半ば以来)新たな段階に入ったいう認識である。
掲載画像:Khmer Times