フンセン首相は、10月5日ー7日のプチュムボン祝日の終わりから15日間連続してCovid-19の状況が安定している場合、カンボジアは完全に再開すると発表した。カンボジア国民の生活を「新しい正常」(ニューノーマル)に整えるという。
10月8日の閣僚会議で、同首相はCovid-19を取り巻く状況は安定していると認識し、1日平均20人未満の死者が記録されていると述べている。
「今後10〜15日以内に状況が安定し、現在のような感染率と死亡率を維持できれば、すべてのセクターで経済と社会を再開する時が来たと思うが、すべきこととすべきでないことの3つ規則に従うことで新しい通常の状態になる。」と同首相は言明した。
フンセン首相の発言によれば、最近Covid-19で命を落とした人々の半数は、この病気のワクチン予防接種を受けていないと述べている。
「過去には、死亡した人々の3分の2は、ワクチンが届かなかったためにワクチン接種を受けていませんでした。しかし昨日、私は10人が死亡し、そのうち5人はワクチン接種を受け、他の5人はワクチン接種を受けていなかったのを見ました」と同首相は具体例を上げて述べている。
上記の発言を受けて15日以内、今後のコロナ対策と外国人受け入れという完全開国という声明がデう予定だが、その内容に注視したい。また、地元メディアの他の記事ではプチュムボン明けから10日間の感染状況が大きな山だと述べている(Khmer Times)。
*掲載写真:8日の閣僚会議 政府広報 画像:Phnom Penh Post より。