フン・セン首相は、カンボジアが何十年にもわたる戦争で十分に苦しんでいるため、国の平和と政治的安定を破壊する反政府抗議運動に関与したり扇動したりしないよう外国人に警告した。
首相は、「この惨めな国は戦争の苦しみ(内戦からポルポト時代)の経験で、何百万人もの人々を殺しました。したがって、カンボジアは平和を破壊し、カンボジアを戦争に陥れるいかなる活動も容認しません」、そして「私たちは、カンボジアの平和を損なうことを意図する人々の行動を容認しません。私たちは一部の人々の意図を認識しており、外国人コミュニティが私たちを懸念させていますが、皆さんにお伝えしたいのは、カンボジアのカラー革命に関与しないでください」と述べた。
この首相演説は3月6日、新クメール研究所の約 2,000 人の学生に証明書を渡す際に、行われた。
首相は、外国人がカンボジアでカラー(色)の革命を起こして平和を破壊し、国の戦争を引き起こさないことへの希望を表明し、「ロンノル・クーデターを支持した国々は、彼らの行動を反省し、二度と同じことをするべきではない」と暗に米国とその他西欧同盟国を批判した。
首相はまた、中国が資金提供した援助によるカンボジアのレアム海軍基地開発プロジェクトに対する懸念を表明した米国を批判した。
西側の報道は、中国が密かにタイ湾の戦略的海上施設であるレアム海軍基地に海軍施設を建設していると主張している。
掲載写真:3月6日の首相演説 画像:Khmer Times