
上院議長フン・セン氏は、タイの元首相タクシン・シナワット氏がカンボジアに資産を所有し、当局がそれを凍結する準備をしているというメディアの報道を「虚偽であり誤解を招く」として否定した。
フン・セン首相は本日夕方発表した声明の中で、タクシン氏とその妹で元首相のインラック・シナワット氏はカンボジアにいかなる財産も収入源も持っていないことを強調した。
「タクシン閣下がカンボジアに資産を所有しており、カンボジア当局がその資産を凍結する準備をしているというニュース報道を見たばかりだ」
「過去にタクシン閣下と問題を抱えたことはありますが、私はタクシン閣下の誠実さと尊厳を守る責任を負わなければなりません。」
と彼は語った。
フン・セン首相はさらに、タクシン氏やインラック氏がカンボジアを訪問する際はフン・セン首相の車両に頼っていると説明し、これがカンボジアに個人資産がないことの証拠だとも強調している。
「さらに明確にしておかなければならないのは、タクシン閣下と私は、個人または家族の経済的利益のためにいかなる事業についても話し合ったことは一度もないということだ」と彼は付け加えた。
上院議長は、もしそのような誤情報がカンボジアで発生したのであれば、国家の尊厳を守り、捏造された話の拡散を防ぐために、直ちにそれを止めなければならないと強く主張した。
フン・セン首相は、もしこの主張がタイからのものならば、それに対処するのはタイ当局の責任であるべきだと強調した。
掲載写真:Khmer Tines

