パキスタン人、人身売買仲介で懲役10年の判決

プノンペン都裁判所は8月20日、今年初めに10人のパキスタン人をカンボジアに密輸し不法就労させた疑いでパキスタン国籍の男に懲役10年の判決を下した。

裁判長:サル・サムナン氏は、被告人をプノンペン都ルッセイ・ケオ地区ルッセイ・ケオ自治区に住むパキスタン人ビジネスマン、サディク・アムジャド容疑者(男、41歳 パキスタン人ビジネスマン)を人身売買仲介者と発表した。

「プノンペン都裁判所は、被告のサディク・アムジャド氏に懲役10年の刑を宣告することを決定した」とサムナン判事は判決を発表する際に述べている。

同裁判長は、サディク・アムジャド氏がカンボジアの人身売買および性的搾取の取り締まりに関する法律第11条に基づき「国境を越えた移送を目的とした不法な連れ去り」の罪で起訴されたと付け加えている。

警察の報告によると、サディク・アムジャド容疑者は今年1月17日、プノンペン都人身売買・少年保護対策課の警察がルッセイ・ケオ地区にある彼の賃貸住宅を捜索した後に逮捕された。捜査後、警察は、カンボジアで働くために容疑者らが自国から密入国させたとされるパキスタン人10人を救出した。

救出者10人はその後カンボジア当局によって母国に送還された。

掲載写真:プノンペン都人身売買・少年保護対策課警察の提供

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