バンテアイミアンチャイ州 国境再開で既に感染者107人を確認 

昨日国境が再開したことで、バンテアイメアンチェイの事件はさらに感染者が今後も急増すると予想されている。

州政府は8月13日に107件の新しい症例の発見と特定を報告した。バンテアイメアンチェイBanteay Meancheyは、100人超の発見を続け、総症例数が多いことに加えて、州はデルタ症例の発見も報告している。デルタ症例は、多数のカンボジア人労働者が帰国することで増加すると予想されている。

ご存じ方も多いと思うが、バンテアイミアンチャイ州には、バッタンバン、シェムリアップからの国道がタイ国境に繋がるカジノ地区のあるポオペト市に擁する街である。カンボジアのタイ、ベトナムの国境地域には競うように外貨獲得の名の猥雑なカジノ地域が立地したが、<2月20日市中感染事件>では感染者が相次ぐコロナ猖獗地である。外貨が裏目にコロナ禍を招いた典型的な例である。シハヌークビルのここ2年の凋落もカジノと女と中国人の街になっていた卑猥で下劣な街にとっては浄化の機会なのだか、警察が腐敗警官を取り締まる国だから浄化への道は困難である。一度汚れてしまったものを直すには劇薬に近い薬物が必要となる。

これで横浜のIR計画も前回の選挙時には反対、市長就任後に賛成に転じた市長、今度の選挙で先ず落選間違いない。元々、国家が賭博のテラ銭稼ぎなんていうのは、幕府さえできずに悪代官が越後屋と組んでしたものだ。コロナ禍はグローバルに拡大する。そこでオリパラ同様に多くの事が学べる唯一の功績である。

カジノで働くために不法国境で拘束された3人タイ人女性と密輸業者

何もこの時期にここ2週間で2度目の事件である。仕事より命と続々帰国するタイへの出稼ぎ労働者に戦々恐々と国境を接する州の当局者。その一方でコロナ禍で閉鎖されているポイペト市のカジノで働くためとはいったいどんな仕事なんだろう。まさかルーレット磨きやトランプの整理でもあるまいし、実に不可解な事件であるが、捉える方のカンボジア警察も捕まったタイ人も不可解ではない闇がある、と思わざるを得ない。

ポイペトのカジノで働くと不法越境したタイ人

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