
プレア・シハヌーク地方裁判所は昨日、バングラデシュ人男性4名を、同国人を不法に監禁し、釈放と引き換えに被害者から4万ドル以上をゆすろうとした罪で起訴した。
同州裁判所の令状によると、被告の4人はいずれもバングラディシュ人で
サミ・ラオ(33歳)、ワシ・ラジ(24歳)、アティク・ウル・レマン(25歳)、サミール・カーン(23歳)
と特定されている。
彼らはシアヌークビル市ブオン地区にあるバングラデシュ人経営のレストランに勤務する料理人たちである。
被害者はシアヌークビル在住のビジネスマン、ラーマン・MD・アフザヌール(36歳)と特定されている。
4人は刑法第254条、第363条、第364条に基づき「恐喝、逮捕、不法監禁」の罪で起訴された。有罪判決を受けた場合、4人はそれぞれ15年から30年の懲役刑に処せられる。
シハヌークビル警察副署長のヌオン・ブンヘン中佐は12日(金)、ラーマンさんが9月1日にブオン村の路上で誘拐されたと述べた。
警察の捜査によると、当時彼は友人とバイクで移動していた。バイクに乗っていた2人の男性は、容疑者4人を乗せたトヨタ・プリウスに衝突され、バイクは横転した。容疑者たちはビジネスマンを掴み、車に押し込んで逃走したとのこと。
「彼らは被害者を捕らえた後、ブオン地区の借家に不法に監禁しました。彼らは被害者を殴打し、拷問し、銀行口座の全額を彼らの口座に移すよう強要しました」とブンヘン中佐は述べている。
同ブンヘン中佐は、容疑者たちは被害者から1万2500ドルを受け取った後も拷問を続け、その様子を撮影し、その映像は、釈放と引き換えに被害者の家族から3万ドルを脅し取るために送られたという。
被害者の家族はプレア・シハヌーク警察に通報し、介入を求めた。
容疑者らは逮捕され、被害者は9月2日に救出された。
掲載写真:プレアシハヌーク州警察

