
16日(火)、バッタンバン州サンポヴ・ルン地区の古い鉱山跡で金採掘をしていた男性が土砂崩れに巻き込まれ死亡した。
被害者は、同州トゥナル・ボット村の農家、ドス・チェンさん(36歳)と確認された。
サンポヴ・ルン地区警察副署長のロス・ナン少佐によると、16日(火)午後6時頃、村人約12人の集団が立ち入り禁止区域で金採掘を行っていたという。
被害者の妻によると、チェンさんが穴を掘っていたところ、突然地面が崩れ落ち、穴に閉じ込められたという。村人たちは彼を救出しようとしたが、暗闇と激しい雨のため救出はできなかった。村人たちは地元住民に助けを求めた。
村人たちは協力して土を掘り返し、翌日午前2時半頃にチェンさんの遺体を発見した。彼らは葬儀のために遺体を自宅に運び、当局に通報した。
この地域はかつて金採掘の人気スポットだったが、地元当局は環境と天然資源を保護するため採掘を禁止した。
当局は人々の安全を守り、環境を保護するため、サンポヴ・ルン地区の立ち入り禁止区域で違法に金を採掘する者に対して強力な措置を講じている。
また、金鉱採掘の影響について村民に教育し、天然資源と環境の保護に貢献するよう奨励すると述べている。

