10月4日未明、警察が欧米系外国人が集まる場所で知られる「バサック・レーン」にあるナイトクラブ「ナンバー9」を強制捜査した後、亜酸化窒素「バルーン」を吸入する最近の流行に耽っていた外国人とカンボジア人247人が逮捕された。
麻薬犯罪対策局は、ナイトクラブ「ナンバー9」で亜酸化窒素を吸入する「ハッピーバルーン」に対する大規模な捜査で、金曜日の夜、247人(外国人30人とカンボジア人)が逮捕されたことを確認した。11月3日夜、麻薬犯罪対策局の専門部隊が2つのエンターテイメントクラブを強制捜索し、外国人30人を含む247人(そのうち女性85人)を拘束し、亜酸化窒素タンク設備と風船13個と押収した。
国家警察総委員会の麻薬犯罪対策部門は、2023年11月4日午後1時40分、プノンペン都チャムカーモン地区トンレ・バサック区(欧米系外国人の溜まり場)のストリート308沿いにある「ナンバー9」クラブを強制捜査した。以前から悪評が高かったナイトクラブであろう。いわゆる迷惑系外国人の溜まり場ということである。
副検察官でサリー・ボット・サティア氏の補佐官:ソット・ヴァンナク氏によると、捜査の結果、違法な喫煙具だけでなく「風船(バルーン)」も発見されたという。
*「風船(バルーン)」:日本でも2016年2月に厚生労働省が指定薬物とし医療用途以外の目的での製造や輸入、販売、所持、使用等が禁止された「一酸化二窒素(亜酸化窒素)」のようである。韓国でも大きな問題となった「ハッピーバルーン」というような薬物である。
カンボジア人と外国人の両方を含む247人が尋問のために連行され、法的措置が取られた。
掲載写真:警察の提供 Khmer Tiemes