カンボジア王立政府は昨夜、ナガワールド労働争議に関する声明を発表した。その主要な部分は、次の如くです。
◇ ナガワールドは、COVID-19がカンボジアの観光産業に大きな影響を与えたため、従業員の削減を余儀なくされました。省は、ダウンサイジングの影響を受けた従業員に金銭的インセンティブを提供し、ダウンサイジングされた従業員の正当な利益が保証されていることを確認し続けた。
◇ 労働省はストライキの合法的な権利を支持しているが、COVID-19の蔓延を防ぎ、すべてのカンボジア人を安全に保つ必要があるため、現時点では不満を持った従業員が大量に集まるのを許可していない。ナガワールドで不満を表明するために集まることを主張した人々は、省の厳格な方針とCOVID-19安全規則に違反していると見なされ、平和的に排除され、彼らの利益を失うリスクがある。
◇ COVID-19のパンデミックが観光産業に深刻な影響を及ぼしたため、Nagaworldは従業員を約25%削減して6,000人強にした。従業員の約42%が引き続き労働組合の組合員である。
◇ 労働組合の組合員である373人の従業員は、ダウンサイジングに反対し、会社が他の要求とともに彼らと他の元従業員を復職させることを主張している。労働職業訓練省は、会社とその従業員の間のこの労働争議を和解させるために非常に懸命に取り組んできた。
◇ ナガワールドの要請に従い、プノンペン市裁判所は2021年12月16日に「一時的管理令状」を発行し、2021年12月18日以降に計画されたナガワールドの従業員のストライキは違法であるとの判決を下しました。しかし、2021年12月18日、一部の従業員は依然としてストを進めた。
◇ 2021年12月18日から27日まで、労働職業訓練省は、ストライキとデモンストレーションの解決のための委員会を通じて、関係者に7回の交渉を呼びかけた。毎回、373人の不満を持った従業員は、さらなる要求を出す前に、復帰することを要求しました。2022年3月15日の時点で、373人の従業員のうち153人が、雇用契約の終了と引き換えにナガワールドからの1回限りの支払いを受け入れることに同意し、220人の元従業員はまだ同意していない。
以上が政府のナガワールドの労働争議に関する声明の主要部分であるが、長引く労働組合側の抗議活動がこの声明で収まるかどうか不透明である。
掲載写真:ナガワールドの元従業員の抗議活動 掲載写真:Khmer Times