
タイ暫定首相のアヌティン・チャーンウィラクル氏率いる与党ブムジャイタイ党のほぼ地滑り的勝利は、タイの有権者の間に強い国家主義的感情があることの表れであり、タイとの領土紛争を抱えるカンボジアにとって深刻な影響を及ぼす可能性が高い、とカンボジア政府筋は受け取っている。
アヌティン党首の政党は総選挙で最多議席を獲得し、タイの次期連立政権を樹立する見込みだ。10日時点で、ブムジャイタイ党は193議席を獲得し、改革派の人民党は118議席となった。
ブムジャイタイは、長引く経済減速、他のASEAN諸国に遅れをとるGDP成長予測、ドナルド・トランプ米大統領の関税政策に関連する不確実性、タイとカンボジアの国境沿いの緊張の再燃など、タイが高まる圧力に取り組んでいる時期に、一連の政策を掲げて選挙運動を行った保守政党であると一般的に認識されているというのがカンボジア政府の認識である。
そのため12月に21日間続いたカンボジアとの国境衝突におけるアヌティン氏とその政党の役割、およびカンボジア領土の不法占拠の継続は、紛争の今後の展開について深刻な懸念を引き起こしていると、懸念を強めている。
掲載写真:タイメディアより Khmer Times掲載

