タイ軍の協力者9人がスパイ容疑で逮捕 異端狩りか

サール・ソカ内務大臣は昨日、タイ軍のスパイ容疑でカンボジア人9人を逮捕したことを確認し、彼らのスパイ活動は反逆罪とみなされ、国籍剥奪の対象となるだろうと付け加えた。

カンボジア人の容疑者たちは、カンボジア軍とタイ軍の間で戦闘が起こっている間、バンテアイ・ミアンチェイ州ポイペト市、オッドー・ミアンチェイ州サムラオン市、プレアビヒア州チョアム・クサン地区の立ち入り禁止区域を旅行した後、ここ先週に逮捕された。

兵士らは彼らを検査し、彼らの衣服の中に隠されていたタイ軍が装備したGPS位置追跡装置を押収した。これは戦闘中のカンボジア軍の行動、特に戦場の位置を写真に撮って正確に特定し、タイ軍がその場所や最前線の兵士に重砲で砲撃できるようにするためのものだった。

ソカ内務大臣は、「このような行為は国家安全保障、国益、カンボジア国民の安全に深刻な影響を及ぼしており、これはカンボジア刑法に反逆罪の罰として明確に規定されている」と述べた。

彼らは例外なく国籍剥奪にも直面するだろうと彼は付け加えた。

ソカ氏はカンボジア国民に「歴史にあなた方の名を裏切り者として刻ませてはならない」と警告した。

彼は、特にカンボジア軍が国境沿いのタイの侵略から国を守るために戦っているときに、すべてのカンボジア国民が国家安全保障に重大な影響を与える活動を強制されないように呼びかけた。

ただ、この種のスパイ狩り、どの程度の証拠があるのか、タイ国内でのカンボジア人スパイ逮捕も同様である。

掲載写真:内務省

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