タイ軍、国境詐欺師向けのコンピューターを押収

タイの国境警備隊の兵士と警察は、カンボジアと国境を接するサケーオ県に新たな拠点を開設しようとしていたオンラインギャンブル運営会社のコンピューター機器を押収した。

バンコクポスト紙が月曜日に報じたところによると、押収はタイ西部のターク県のミャンマー国境付近で行われたが、積荷はカンボジアとの国境に接するサケーオ県アランヤプラテート(国境を挟んだ向こう側はカンボジアのポイペト市)へ向かう途中だったが、この地(カンボジア領ポイペト市)には他の多くの賭博・詐欺業者が拠点を置いている。

タイ政府の報道官によると、軍の​​ラチャマヌ部隊による国境警備隊が日曜深夜、メーソート県ターサイルアット地区バンワンタキエンタイ付近で箱入りのパソコン、モニター、パワーバンク、その他の機器を積んだ車両を検挙したという。

その際に1人が逮捕されたが、その後逃走した。これは、メーソート県タークのメーパ地区で最近、同じ違法事業体に属していると思われるコンピューターと周辺機器の類似の積荷が押収されたことに続くものである。機器は同じ場所へ向かう途中だった。

今年2月、国家警察長官サル・テット将軍は、「オンライン詐欺を速やかに報告するよう国民に促し、国家警察の詐欺対策担当官が被害者を助けるために24時間365日オンラインで待機している」と述べた。

掲載写真:バンコクポスト Khmer Times掲載

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