タイ軍、アンセス市場でカンボジア人商人が商品を回収するのを阻止

マレーシアのカンボジア駐在武官ナズリー・ビン・アブドゥル・ラヒム大佐率いるカンボジア人商工会議所を訪問中のIOTに報告する中で、ソフェアクトラ少将は、7月28日の停戦以来、カンボジアの商人たちは未だに所持品を受け取ることができていないと語った。

検問所の近くにあるアンセス市場は、カンボジアとタイの間で5日間続いた武力衝突で被害を受けました。しかし、カンボジア側の強い抗議にもかかわらず、タイ軍は停戦後、市場の一部に有刺鉄線を設置しました。

「タイ軍は依然として、カンボジアの市場内で我々の人々が所持品を持ち出すことを阻止している」と彼は言った。「彼らは我々の市場を封鎖しようとしているのだ。」

「我々は彼らに、持ち物を回収するのは国民の権利だと繰り返し伝えています。停戦後、彼らが財産を奪うことを阻止することはできませんが、彼らは我々に協力していません」と彼は付け加えた。

*上掲の写真は最前線のカンボジア軍住居のようだが、このような光景はビル建設現場で良く見られる労働者の仮説住宅も同じような光景である。カンボジア軍の場合、戦時でないとこうした住居に家族を呼び寄せるのは珍しくない光景である。

現場では、国防省政策・外交総局副局長兼国際協力局長のファット・ヴィボルソペアク中将も暫定監視団に対し、停戦協定に違反していると主張するタイ軍の行動について説明した。

訪問中、タイ軍はカンボジア領内にも侵入し、そこは自国の領土であると主張し、2025年7月24日から29日までの武力衝突中に破壊されたタウム像付近の監視員の写真やビデオの撮影を続けた。

掲載写真:国防省

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