タイ・カンボジア国境紛争により39,000世帯以上が避難

国防省報道官:マリー・ソチェアタ中将に27日(月)の時点の記者会見で、子ども、妊婦、高齢者、障害者など約13万5000人を含む3万9000世帯以上が避難を余儀なくされ、4つの州にわたる安全な地域や親戚の家へ移住した語った。

ソチェアタ氏は記者会見でタイ軍の攻撃を非難し、この攻撃により600校以上の学校が閉鎖され、15万人以上の児童と6,000人の教師が影響を受けたと述べた。

彼女は、村や医療施設、市場、ガソリンスタンド、学校、さらにはユネスコ世界遺産のプレアヴィヒア寺院を狙った無差別攻撃により、人々、特に女性や子供たちが危険にさらされていると述べた。

彼女は、紛争によって生活が混乱し、タイに滞在する多くのカンボジア人出稼ぎ労働者が帰国を余儀なくされていると述べた。労働職業訓練省によると、7月24日以降、約40万人のカンボジア人労働者が帰国しており、本日だけでもさらに15万人が帰国すると予想されている。

ソチェアタ氏はさらに、過激派グループがタイでカンボジア人移民労働者を脅迫し、身体的虐待を加えていると述べ、タイ当局に対し、カンボジア国民を守るために迅速な行動をとるよう求めた。

なお、日本国内の報道では、タイのコンビニで砲撃で民間人が死傷しているが、国境から20Km離れた場所とされている。タイでも国境付近から多くの人々が非難している。

掲載写真:フレッシュニュース

おすすめの記事