スレッタ・タビシン首相の先週カンボジア訪問は、両国間の強固な関係を示した。新たに選出されたタイの指導者が初めての外遊先にカンボジアを選んだのは初めてである。
タイの首相就任から1カ月も経たないうちに行われたこの日帰り訪問は、貿易、投資、国境地域の管理と開発、新経済を含むあらゆる面で二国間関係を強化することを目的とした。
タイ政府報道官のチャイ・ワチャロンケ氏は、スレッタ氏の訪問は、817キロメートルの国境を共有する両国関係における「新たな時代」の始まりであると述べた。
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長く境界紛争や主張の重複により、両国の関係は多くの浮き沈みを経験しました。しかし、両国の関係はここ数年で緊密になり、両国指導者間の個人的な関係は友好的となっている。
同国の報道官:チャイ氏によると、双方は関係を戦略的パートナーシップにまで高めたという。
共に新たに選出された首相として、スレッタ氏とフン・マネ氏は会合した。タイの指導者は、9月初旬にジャカルタで開催された最近のASEAN関連首脳会議には出席しなかったものの、フン・マネ氏の父親であるフン・セン元首相は、かつて彼の顧問を務めていたタクシン・チナワット氏の親しい友人であることもあり、今回最初の外遊としてカンボジアを選んだという。またタイ首相スレッタ氏の出身母体であるタイ貢献党には元首相であったタクシン氏は依然として影響力のある人物である。
掲載写真:タイメディア タイPBS ワールド