タイ入国前に申請登録が必要となっているタイランドパス(Thailand Pass)は6月30日で運用を終了することが決定。7月1日以降に入国する場合は不要になります。
同決定は、6月17日に行われた新型コロナウイルス感染症対策センター(CCSA)本会議で承認されたもので、タイ政府のラチャダー副報道官が明らかにした。
また、既に7月1日以降の入国手順に 在日本(東京)タイ大使館が日本語で発表している。
それによれば、3回のワクチン接種者のタイへの入国規制はほぼコロナ禍前に戻ったことになる。
7月1日からは医療保険の加入についても任意となるため(強制加入保険の廃止)、搭乗手続きの際に必要な書類はワクチン接種証明書または新型コロナウィルス非感染証明書のいずれかのみ。それぞれの条件は以下の通りになりました。
ワクチン接種証明書
渡航日の14日前までにワクチンを規定回数接種済みで国の公的機関・地方自治体により発行された紙版もしくは電子版の接種証明書(氏名、生年月日、国籍、パスポート番号、ワクチン接種詳細の全回数分が記載されているもの)。電子版接種証明書は接種証明書アプリで取得したICAO VDS-NC (海外用QRコード)を提示。
新型コロナウィルス非感染証明書
渡航前72時間以内に発行されたRT-PCR検査または医療機関による抗原検査(Professional-ATK)の陰性証明書。PCR検査センターでの検査や自己抗原検査(Self-ATK)は不可。検査医師の直筆サイン入り英文非感染証明書の原本が必要。6歳未満の子供は証明書は不要。(ワクチン証明書があれば、不要)
なお、タイ到着時はタイ疾病管理局によって書類審査を無作為に実施。書類不備が発覚した場合は現地職員の対応・指示に従い、発熱症状等がみられる場合は自費にてRT-PCR検査または抗原検査を受ける場合もあるとのことです。
その他詳細は下記よりご確認ください。