プノンペン都センソク地区警察は3日(水)早朝、地区警察署長アワー・メン・ヴァン大佐率いる警察によって中国人36人を逮捕した。
事件は午前3時30分、プノンペン都センソック地区トエク・トラ自治区ロシアアン通りにあるブヨンビル前で発生した。
現場の目撃者によると、現場では大量の白い粉末が発見され、中国人36人とベトナム人女性2人のグループがパーティーをしたり、酒を飲んだり、メタンフェタミンとみられる薬物を服用していたという。
その後、パーティー中に金銭をめぐって客2人の間で口論が始まり、被害者は会場から逃走した。しかし、犯人が他の宿泊客を連れて追いかけてきて、何度も刺し、重傷を負わせ、負傷者は治療のためすぐに病院に運ばれたという(刺傷事件)。
刺殺後、犯人は現場から逃走し、他の宿泊客は建物に戻って隠れた。そこで警備員がこの事件を地元警察に通報した。
現場に到着した警察はパーティー参加者の中国人36人全員を逮捕し、ピストル、ナイフ、その他いくつかの証拠品を押収した。
「監視カメラの映像によると、彼らは全員非常によく似ていたため、全員を逮捕して市警察に引き渡すことが決定された」とメン・ヴァン大佐は述べている。
センソク地区警察は市警察と協力しており、できるだけ早く犯人を逮捕し法的措置を講じるための捜査が進行中である
掲載写真:Khmer Times