シハヌークビル 手錠のまま暴行された中国人を運河で発見

先週の15日(水)、シアヌークビル市コルキ村の小さな運河で、手錠をかけられ殴られた男性がうつぶせに倒れているのが発見された。

被害者は意識を失っていたが、幸い頭が運河の水面より上にあったため溺死することはなかった。

プレア・シアヌーク州警察署長のサー・ラタ氏は23日、警察は犯人を特定し、裁判にかけるために現在、この事件を捜査中であると述べた。

なお被害者は現在、医師の治療を受けている。

地元警察によると、14日(火)の夜、市内のブオン自治区で中国人男性のグループが激しく口論をしているのが目撃されている。その後、被害者は15日(水)朝、州知事の自宅近くの小さな運河で手錠をかけられた状態で発見されたという。

目撃者によると、14日(火)午後11時30分頃、プレア・シアヌーク州ブオン村にあるNGOの敷地近くで、4~5人を乗せた黒いランドクルーザーが目撃されいる。同車は猛スピードで走行し、不安定に停止した。乗客の何人かが飛び降りて被害者を掴み、車に押し込むとそのまま走り去ったという。

「手錠をかけられた中国人男性が運河で発見されたという報道をSNSで目にしたのは翌朝だった」と目撃者は語った。

当局は捜査を進めており、加害者を法的手続きに直面させるのに役立つ情報があれば通報するよう住民に呼び掛けている。

怨恨か中国マフィア絡みの事件か、詳報は不明である。

掲載写真:シハヌークビル Khmer Times

おすすめの記事