
クメール正月を祝うアンコール・サンクランタ行事が4月14日に開催されるが、主催者であるシェムリアップ州当局と同州の観光事業者らは、最高のサービスとおもてなしが受けられると国民に保証した。
シェムリアップ州観光局のティム・セレイヴス局長代理は、国内外のすべての観光客を温かく歓迎し、行政はすべての観光事業者に対し、衛生と良質のサービスを適正な価格で確保するよう指示を出したと述べている。
彼は、3日間にわたるアンコール・サンクランタ2025の祝賀行事が州経済を活性化させ、事業者だけでなく地元住民にも直接的、間接的に利益をもたらすだろうと楽観視していた。
同代理局長によれば、ダウンタウンのホテルやゲストハウスの部屋の85%以上が予約済みで、郊外にあるホテルやゲストハウスでも約60%が予約済みだという。
レストラン兼アーチェリークラブのオーナーであるドゥク・デット氏は、自分の店が訪問者を迎える準備ができており、手頃な価格で高品質のサービスを提供することに尽力していると述べ、その期待を表明した。
シェムリアップ州観光局の報告によると、今年最初の3か月間に同州を訪れた観光客は806,631人であり、そのうち398,531人は海外からの観光客で、昨年の同時期に比べて14.16%減少した。
アンコール・サンクランタ祭は2013年に初めて開催されて以来、17万人の観光客が訪れ、注目を集めている。
アンコール・サンクランタ2023は200万人以上の来場者を迎え、州に1億2600万ドル以上の収益をもたらした。
掲載写真:国営カンボジア通信(AKP)の提供