シェムリアップ州内25省の報告によれば、9月のデルタ株症例は約400例に達している。
同州福知事：ニークネロム氏は、デルタ株の恐ろしさを地元メディアに次のように語った。
「デルタ株はここでの生活の中に蔓延しており、感染者の一部は自宅で死亡し、保健当局が遺体を検査してサンプルを採取し、陽性と判定されたらプノンペンに送られ、病院に向かう途中で死亡したり、到着時死亡している。」
「死者の中には、プノンペンのクンタボッファ病院でデルタ株のために亡くなった生後4か月内の2人の乳児がいる。デルタの株は、危険であり、2度のワクチン接種された人を含め、人を選ばず感染させる。」
さらに感染源やその対策の困難さを語っている。
「感染は地元で発生したのではなく、必ずしもタイ人ではなくタイと取引のあるトラックの運転手によるものであった。一部のカンボジア人は、国境のカンボジア領土内の迅速なテストポイントで陰性を示した人もいたからである。」
「彼らは無症状感染者であり、それが彼らが否定的なテストを返す。しかし、バッタンバン、特にバンテアイメアンチェイ州からバッタンバン州のカムリーンに立ち寄った後、トラック運転手の最後の停車地であるシェムリアップに向かう途中で、彼らは農産物、主に新鮮な果物や野菜を降ろして運送の仕事が終わる。そのため、彼等を通じて農産物を扱う商人に感染が拡がり、数百人が感染し、特にサマキ市場がウイルスの超拡散の主な場所であった。」
副知事の警告は他の都市や地域の「他山の石」としたい。
