シェムリアップ州 10日より州境に検問所を設置
シェムリアップ州は3月10日の発表で<2月20日市中感染事件>関連で初めての新型コロナウイルス感染者を確認した。
同感染者は、シェムリアップ州プオク地区サムロンヤ区プレイベン村に住む32歳のカンボジア人女性である。彼女はシアヌークビルのジンインタイ・ホテル(現在感染スポットで閉鎖中)で働き、3月6日にプレアシハヌーク州を出てプノンペンを通過し3月7日にシェムリアップに到着した。州当局は10日、感染の拡大を防ぐために、同州のカンポントム州との州境に道路封鎖と検問所を設置した。検問所は、シェムリアップ州チクレン地区とコンポントム州ストゥン地区の境界にある国道6号線に設置され、両州に出入りする人々の「予備健康診断」を実施している。
シェムリアップ州知事のティー・セイハ氏は、「貨物と人は制限なく正常に通過できますが、疑わしい場合を除いて、検疫を必要とせずに一次健康診断を受ける必要があります」と述べた。
ケップ州、州境に検問所 物流関係以外で入る者に検査と14日間の隔離を強制
12日より<2月20日市中感染事件>の市や州の人々(1都8州)の人々は、ケップ州に入るにあたり物流以外の旅行者は、新型コロナウイルスの検査を行い、14日間検疫にとどまる必要がある、と厳しい措置に出た。
この決定は12日朝、ケップ州知事ソム・ピセスによって発表された。
「深刻なコミュニティの広がりを経験している首都、市、州からケップに来る人々は、14日間隔離され、COVID-19の検査を受ける必要があります。」と同氏は述べている。12日現在、ケップ州では新型コロナ感染者の確認はない。
*掲載写真:シェムリアップ州とコンポントム州を結ぶ国道6号線の州境に検問所を設置 画像:地元メディア