中国の資金と技術で建設が行われているプノンペン＝シアヌークビル高速道路の料金は未だ設定されていませんが、高速道路が完了し開通した日から1週間から1か月の期間限定で、無料で移動できる可能性があると国内メディアが伝えた。
料金が通行料ベースで課される場合、それは1キロメートルあたり10から15USセントの間の国際基準と同等であると予想されているとのこと。
完成時期は早まる見込み
プノンペンからシアヌークビルへの高速道路の建設は2019年3月22日に開始され、今年11月現在、計画の70％が達成されており、計画よりも早く、道路プロジェクトは2022年9月末までに完成するというスケジュールよりも先に完了することが見込まれている。
同高速道路のプロジェクトは、中国からのチャイナブリッジアンドロードコーポレーション（CRBC）によって、カンボジアのPPSHVExpressway Co.、Ltdを通じて約20億ドル、中国政府から約1億5,000万ドルの助成金で投資されている。ラオスの中国と首都ビエンチャンを結ぶ高速鉄道の開通が、日本の報道では中国の「債務の罠」に陥る懸念が取りざたされており、この高速道路は如何であろうか。
掲載写真：Khmer Times
