3人の中国人男性が武装強盗中に中国人を射殺した逮捕され、その後5月16日に、容疑者たちはプレアシアヌーク地方裁判所に送られたという。
中国政府の発表を信ずれば、中国は新型コロナ感染を抑え込み、現在のカンボジア、特にシハヌークビルより絶対に安心であるのになぜかくも犯罪は頻発するのか、不審に思う者も多い。
考えるにお金に余裕がある中国人はさっさと帰り、お金に余裕がない者やカンボジアでの一旗組やマフィア関係者、ベトナムやラオス経由で密入国する出稼ぎ労働者がカンボジアでは中国人でも多く占めてのであろう。プノンペン空港や街中でも中国人はめっきり減った。バブル崩壊後のような光景は中国系のタワーマンションで高層ビルも明りがちらほらである。この事情は、他の外国人も似ているが、ことコロナ感染の蔓延は本国のほうが酷い状況で帰りそびれた人が多い。在カンボジア日本人も同様で昨年の10月頃からJICA職員でも正職員も帰れる者はさっさと帰って戻ってこないが、専門家とといっても正職員という雇用期間に期限があるものが戻って来ている、と聞いた。いずれにせよ、お金に余裕のない沈没日本人でも犯罪に手を染める者が極めて少ないのは幸いである。それにしてもかくも中国人の犯罪が絶えないのはなぜか、と思ってしまう。
同胞を襲い発砲、その後駆け付けた警官にも発砲
州警察副長官のコル・ファリー氏は5月16日、「これら武装強盗の3人は、強盗に関与しているだけでなく、違法な武器の使用にも関与しており、厳しい法の処断に直面する」と述べた。
既に容疑者を張東(33)と特定し、2人の共犯者はYue Xiao Bing(33)とYang Tianyin(26)であることも特定したという。「これらの3人の容疑者は別の中国国民を襲った」と言う。
同氏は、警察は地元住民から、男性のグループが別の男性をピストルで襲い、Preah Sihanouk地区3の村で1発の銃弾を発射したという報告を受けた。」という。警察が–特別介入部隊とコミューン3警察署と協力して–現場に駆けつけたが、容疑者はすでに逃げていた。「警察は容疑者を捜索し始め、村2の小さな道路で強盗犯を見つけました。その時点で、容疑者の1人が警官を2回撃ったが、取り逃したという。容疑者は空いている家の中に走って隠れ、警察は5月14日の午後7時までかかった。逮捕時に4発の弾薬を残したK59半自動拳銃も押収したという。
*掲載写真:逮捕された武装強盗 画像:Khmer Times