閣僚評議会とコンポンチュナン州政府は、コンポンチュナン州コンポンレン地区のトンレサップ湖近くのゾーン3保護区に住む人々に対し、乾季米の栽培を第1シーズンに限り一時的に許可した。
閣僚評議会は先週5日(金)、コンポンチュナン州の関連機関に書面による栽培許可を与え、政府はコンポンレン地区の地域で伝統的に乾季米を栽培してきた国民のみに昨年12月から7月までの栽培を許可していると指摘した。
地元住民から米作の継続を求める要望を受けての許可となった。
許可書には、政府が地元住民の当面のニーズと進捗状況に応じて、その地域の農地利用を検査し評価するため、土地管理・都市計画・建設省が主導する省庁間作業部会を手配したという。 彼らは、その地域の土地利用を定義する境界画定を評価する任務も負っていた。
1月9日(火)、コンポンチュナン州知事のサン・ソバンナリス氏はチームを率いてコンポンレン地区に赴き、住民と面会し、政府がゾーン3の農場で米を栽培する許可を与えていることを伝えた。同氏は、すでに水田栽培地として定義されている土地と、農業のために開墾できない国有の浸水林地を区別するために、すべての農業活動を監視するにはGPSシステムが必要であると付け加えている。
掲載写真:Khmer Times