コンポンチュナン 政府高官2名と実業家が国有地強奪の罪で起訴

コンポンチュナン州裁判所は4月3日(水)、コンポンレン地区の浸水した森林地帯約9ヘクタールに侵入し伐採した疑いで、地方政府高官2名と実業家1名を起訴し、投獄した。

容疑者は、コンポンレン地区行政・副知事:プム・ソパール氏(59歳)他にリム・ダニン氏(53歳、コンポンレン地区行政の住民事務所長)、チュオン・トムさん(53歳、コンポンレン地区クラノック自治区に住む製氷会社のオーナー)であると特定されている。

3人は刑法に基づく破壊と横領、汚職防止法に基づく土地強奪の罪で起訴されており、有罪判決を受けた場合には2年から5年の懲役刑が科せられる可能性がある。

汚職対策局(ACU)の報道官:ソイ・チャンビチェス氏は、3人の容疑者はコンポンレン地区にあるトンレサップ湖のゾーン2の浸水林地で9ヘクタール以上を不法伐採及び占有した後、4月1日に逮捕されたと述べた。

同報道官:チャンビチェス氏は、「容疑者らは土地の売却状を作成するなど、土地の所有権を主張するために虚偽文書を使用した」、「容疑者らは1日で土地を伐採するために5人のトラクター運転手を雇ったが、浸水した広大な森林地帯の状態のため、9ヘクタールのうち4ヘクタールしか伐採できなかった」と述べている。

伐採2日目、地域をパトロールしていた州の農林水産当局が不法伐採地域に遭遇し、加害者らを制止した。開墾作業を中止させた後、当局は被告に対する土地強奪の訴訟を準備し、訴訟のためにACUに容疑者を移送した。

掲載写真:逮捕されたコンポンスレン地区副長官 Khmer Times

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