カンボジア旅行産業には朗報 文化的名誉を得て業界は期待

カンボジア旅行・観光業界全体には朗報である。今週初めに「2023年度ワールド・トラベル・アワード」でカンボジアがアジアを代表する文化目的地に選ばれたというニュースが入ってきた。

ソク・ソケン観光大臣は2月28日(水)、観光省の公式テレグラムチャンネルを通じて発表を行った、同大臣は、この国を「すべての熱心な文化愛好家にとって絶対に訪れるべき場所である」と述べている。

観光省(MoT)の国務長官兼報道官:トップ・ソピーク氏は、「カンボジアを文化的かつエコロジー観光地であると説明し、アンコール遺跡公園と魅惑的なシアヌークビル湾という目玉の魅力について」言及している。

前年、観光省は合計545万人近くの外国人観光客を報告した。これらは国内総生産の 7.5 パーセントを占める 30 億 8,000 万ドルもの収益を生み出しましたと観光省は述べているが、それはあくまで前年比であり、実体は業界の期待通りに進んでいない。最大の期待である中国はカンボジアへ旅行について控えるように通知を出し、日本は円安で海外旅行への期待値は低いままである。カンボジアでは、職業としての観光業界は45万人の国民に直接雇用をもたらしたとされている。運輸省の報告書は2月の報告書で年間115%の上昇率を見積もっていた。外国人観光客の数は前年の227万人から140%急増した。各観光客は平均して王国に 7ー6 日間滞在しました。

ただ、実はこれらはコロナ禍以前の状態まで依然と戻っていない。観光大臣は今年変わったが、これまでの観光省の発表のほんどは、希望的観測に終わり、常に期待値を大きく下回る結果に終わっていた。受け身の観光行政から何らかの攻めの観光行政、観光の質の転換に資するインフラ整備が求められている。

掲載写真:イメージ 観光省 Khmer Times

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