カンボジア当局、1,000人以上の外国人(日本人を含む)を国外追放

今年の最初の6ヵ月間で、カンボジア当局はカンボジアに不法滞在している1,000人以上の外国人を強制送還した。国外追放は国民の安全を確保し、国境を越えた犯罪を防ぐために行われたと当局は述べている。

この中には今年4月に摘発されたシハヌークビルの特殊詐欺事件の日本人19人も含まれている。また、アンロンベンの日本人の特殊詐欺事件の強制送還は8月なので、上記6月までの統計には含まれていない。

*下の記事をご参照ください。

移民総局(GDI)のキルス・チャンタリット局長は昨日、今年上半期に少なくとも1,038人の外国人がカンボジアから強制送還されたと述べた。

彼らの国外追放は、当局が国内に不法滞在または不法就労していた外国人を逮捕した後に行われた。

キルス・チャンタリット局長によると、強制送還者1,038人の国籍、その内訳は中国人549人、インドネシア人169人、ベトナム人129人、タイ人26人、マレーシア人25人などの順であった。

過去6か月間、GDIはカンボジアに居住する30万人の外国人のビザを検査した。同氏によると、一時滞在を許可する非移民ビザが28万件発行されたと付け加えた。また同局長は、労働省・職業訓練省と協力してカンボジアで26万人近くの外国人が労働許可を申請したと付け加えた。

キルス・チャンタリス氏は、GDIはデジタルホットラインシステムを最新化し、情報共有を可能にし、国民や被害者が支援を要請したときはいつでもタイムリーな介入ができるようにしたと述べた。支援が必要な国民や外国人は24時間365日ホットラインが下記のように設けられている、と強調した。

入国管理局への電話:068 38 66 99/078 38 66 99および087 38 66 99

インターネットサイト: www.immigration.gov.kh www.facebook.com/GDIOfficial

電子メール:hotline@immigration.gov.kh

上記のホットラインを使用することができます

掲載写真:Khmer Time

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