カンボジア人女性5人を中国の就職詐欺から救出

カンボジア外務省によると、ベトナム駐在のカンボジア大使館は、中国での就職詐欺に向かう途中のカンボジア人女性5人をハノイで救出した。

同省報道官:チュム・スンリー氏はテレグラムのメッセージで、「ハノイのカンボジア大使館は、ブローカーに騙されて中国で働かされようとしたカンボジア人女性5人を救出し、ホーチミン市経由でカンボジアへの帰国を支援した」と述べた。同氏はさらに、被害者5人は木曜日に女性たちを支援する任務を負っているスバイリエン州社会福祉局に引き渡されたと付け加えた。

オンライン求人詐欺はカンボジア国内で依然として懸念事項となっており、カンボジア人および外国人が詐欺業者からの偽の求人情報を受け入れ続け、その後、救済を必要としている。

インドから同国人の就職詐欺被害者の救出をカンボジアに要請

カンボジア国民が救出された一方で、カンボジア駐在インド大使館は先週日曜日、「プノンペン駐在インド大使館は、サイバー犯罪活動に誘い込むカンボジアでの詐欺的な求人からインド国民を救出された」とも発表した。

大使館は、救出はカンボジア当局との緊密な協力によって可能になったと付け加え、大使館はこうした詐欺の被害者となった650人以上のインド国民の救出と本国送還を支援してきた。

カンボジア当局は最近、サイバー犯罪詐欺からインド国民14人を救出したが、被害者らは本国送還を待って拘留されたままとなっている。

救出後、「これらの人々は現在、カンボジア社会福祉省、退役軍人・青少年更生省と連携して活動するNGOによって保護されている」と付け加えた。

労働職業訓練省の報道官カッタ・オーン氏は昨日、カンボジア人が就職詐欺の被害者になる可能性があるため、関係省庁と緊密に協力してカンボジア人が外国に不法に移住するのを防ぐ努力をしていると述べた。

*下の記事をご参照ください。

カンボジアのサイバー犯罪対策局の報告書によると、カンボジアでは求人詐欺、オンラインカジノ詐欺、恋愛詐欺、フィッシングなどのオンライン詐欺が報告されている

掲載写真:カンボジア外務省の提供 ハノイで救出された5人の就職詐欺被害者

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