カンボジアの就職詐欺から救出されたマレーシア人が帰国

マレーシア国際人道機関(MHO)のサバ州最高執行責任者、ジェリー・ジェイメ大尉は、カンボジアでの就職詐欺の被害者はクアラルンプール国際空港経由でコタキナバル国際空港に搬送されたと語った。

「MHOは3月25日に被害者の家族から報告を受け、直ちに救助活動を開始した。我々は彼の解放を容易にするためにカンボジア外務省と家族との間を調整した」と、彼は28日(金)の夜8時半にこの若者を出迎えた後、記者団に語った。

「事件が繰り返されているにもかかわらず、特に意識の低い地方出身者がいまだに被害に遭っている」と同氏は述べ、求人詐欺に対する意識を高める必要性を強調した。

一方、匿名を希望した被害者は、当初は高給の警備員の仕事を紹介されたと語った。

「私はそこにたった2週間しかいなかったが、2、3人の警備員に常に監視されていた。新人だったから、彼らは私を虐待することはなかった」と彼は語ったが、それ以上の詳細は明らかにしなかった。

家族は、被害者はシンガポールでの仕事のオファーで誘ってきた2人の友人に騙されたと主張した。しかし、約1か月後、被害者は実際にはカンボジアにいることを家族に告げた。

「3月22日、我々は彼がシンガポールではなくカンボジアにいることを確認しました。我々はそれを知った後、すぐに警察に届け出ました。彼は誘拐され、部屋に監禁され、コンピューター関連の作業を強制されていました」と彼女は語った。

掲載写真:マレーシアの国内メディア「ベルナマ」より

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