カンボジアと米国、二国間の防衛協力を深化

カンボジアと米国は両国の良好な関係を高く評価しており、防衛分野における二国間協力の強化と拡大に尽力している。

同二国間関係の深化は、18日午後、プノンペンの平和宮(旧閣僚評議会ビル)で行われたフン・マネ首相と米インド太平洋軍司令官サミュエル・J・パパロ提督との会談中になされた。

フン・マネ外相は、米インド太平洋軍代表団を歓迎し、代表団の訪問と米駆逐艦サバンナのシアヌークビル自治港への入港は両国の関係と防衛分野における協力をさらに促進するだろうと述べた。

首相はまた、カンボジアで行方不明となっているアメリカ兵の遺体の捜索においてカンボジア政府が米国に引き続き協力することを再確認した。

一方、サミュエル・J・パパロ提督はフン・マネ首相に今回の訪問は、今年6月のロイド・ジェームズ・オースティン米国防長官のカンボジア訪問に続き、特に国防の分野でカンボジアと米国の関係を強化し拡大する努力の継続であると語った。同司令官は、あらゆるレベルでの相互訪問、訓練、合同訓練演習を通じて、両国軍隊間の協力をさらに深めることを誓った。

フン・マネ首相とサミュエル・J・パパロ提督は、訓練、国連傘下の平和維持活動、地雷除去など、さまざまな活動で協力を継続する可能性についても話し合ったという。

掲載写真:国営カンボジア通信(AKP)

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