カンボジアは17日(金)、東南アジア(SEA)競技大会の初開催の成功を祝い、2年に一度の複合スポーツイベントが同国のスポーツ、観光、経済に後押しを与えた。
5月、64年ぶりとなる第32回SEA競技大会の開催地となったカンボジア、なかでも中国が援助したプノンペンのモロドク・テチョ国立競技場が、公式の開閉会式や競技大会の中心的な会場となった。
カンボジアのフン・マネ首相は、6万人収容のスタジアムで開催された祝賀会で数千人の会場参加者を前に、第32回SEAゲームズはカンボジアが主催した史上最大のスポーツイベントであると述べた。
同氏は「大会開催の成功はこの国のスポーツ史における偉大な功績だ」と述べた。「多くの人が大会、特に開会式と閉会式を観戦したため、大会はカンボジア国民にとって最も魅力的なスポーツイベントだったと言えます。」
一方、フン・マネ首相は、カンボジアがオリンピックを成功裏に誇らしげに開催することができたスタジアムへの資金提供と建設に対し、中国に深い感謝の意を表明した。
「このスタジアムの建設に中国政府の援助がなかったら、このような大規模なスポーツイベントを開催する十分な可能性はなかったでしょう」と彼は述べた。
このイベントで、フン・マネ首相はまた、大会開催の成功に多大な貢献をした中国の専門家を含む主要関係者に名誉あるメダ、感謝状を授与した。
新華社は中国の支援あってもSEA競技大会の成功ありと、フンマネ首相の演説を引用し報道、さらにそれをそのままにKhmer TimesがWeb英語版で伝えている。
掲載写真:Khmer Times