カンボジアの国営通信社エージェンス・カンプチア・プレス(AKP)は、フン・マネ新首相の指導の下、7期目の王立政府の外交政策を予測する記事を発表した。
*AKPは、国営通信というメディアであるから、その記事はカンボジア政府の外交、政策、広報を伝える性格のものです。
外交はASEANが最優先事項、域外諸国とはパートナー関係を維持、構築
同記事は、東南アジア諸国連合(ASEAN)がカンボジアの外交政策の最優先事項であることを強調した。さらに、カンボジアは、域内外の平和、安定、繁栄を維持するために、ASEAN共同体の構築に向けた取り組みを推進し、外部パートナーとの関係をさらに拡大することも目指しています。
さらに、正式に就任する前に、フン・マネ氏はソーシャルネットワークのアカウントで、カンボジアは多国間メカニズムの観点からすべての国と友好関係を築く必要があると言及し、断言していた。
同国営通信は、フン・マネ首相の指導の下、カンボジア政府は平和、安定、安全、秩序、国家統一をしっかりと守るという方向の政治路線を堅持すると述べた。カンボジアは経済外交を推進するためにより多くの友人と協力関係を築き、多国間主義を引き続き支援し強化し、国の政治的安定と平和を維持するだろうと述べている
国内では貧困解消と経済的な自立の政策を重視
これに先立ち、8月22日、フン・マネ首相は、次の5年間の任期でこの東南アジアの国を率いる際の6つの政策優先事項を概説した。それは、国内の貧困解消と途上国からの経済的自立である。そのために次の3つを強調している。
・全国の貧しい家庭や弱い立場にある若者に職業訓練と技術訓練を提供する。
・貧困世帯、社会的弱者、リスクのある世帯に対する国家社会扶助プログラムを制度化する。
・調整メカニズムと資金提供プログラムの導入。そしてすべてのコミューンに農業技術職員を配置する。
掲載写真:国営通信社エージェンス・カンプチア・プレス(AKP)