カンボジアと中華人民共和国は、防衛・安全保障、教育、文化等の分野における既存の協力を強化するとともに、新たな協力を推進する必要性を再確認した。
この再確認は、カンボジアのフン・マネ首相との訪問中の中国共産党中央委員会政治局員、中央外交委員会事務局長:王毅氏によって行われた、と中華人民共和国の外務大臣が23日(木)午後、ここ平和宮(旧閣僚評議会ビル)で会談で確認した。王毅氏はフン・マネ首相にカンボジア公式訪問について伝え、新時代のカンボジア・中国運命共同体の構築に向けた協力を引き続き支援、推進していくと強調している。
中国のトップ外交官は両国間の友好関係を高く評価し、カンボジアと中国は緊密で誠実な友人であることを強調し、両国政府が包括的な戦略的協力パートナーシップをうまく実施しているという事実に満足の意を表明した。同氏はまた、国際舞台におけるカンボジアの役割の増大を高く評価した。
フン・マネ首相は、カンボジアの社会経済発展の促進に貢献してきたカンボジアと中国の協力と一帯一路構想(BRI)を称賛したという。
首相はまた、2023年に両国が合意したダイヤモンド協力枠組みの進捗状況を高く評価した。2024年を人的交流の年と定めることで、中国からカンボジアへの投資と観光客の流れがさらに拡大すると確信していると述べている。
フン・マネ首相は中国側に対し、カンボジア・中国自由貿易地域およびさらなる経済特別区の設立における協力促進の可能性を検討するよう要請した。
掲載写真:国営カンボジア通信(AKP)