カンボジア、タイ主張の地雷設置疑惑を否定、停戦を堅持

国防省は、カンボジア軍がタイ領土に侵入し地雷を埋設したとのタイ軍の主張を否定し、両国間の停戦協定を尊重していると主張した。

同省筋によると、タイメディアが報じた、カンボジア軍兵士がスリン県で地雷を埋設しているところを「現行犯で捕まった」という報道は事実無根だという。

「カンボジア軍は、タイ軍報道官が主張し、タイメディアが報じたように、タイ領土に侵入したり、密かに地雷を埋めたりはしていない」と情報筋は述べた。

「カンボジア軍はカンボジアとタイの間の停戦協定を履行しており、引き続き厳格に遵守し続けている」と情報筋は付け加えた。

この反応は、タイ軍報道官のウィンタイ・スワリー少将が8月23日にメディアに対し、タイ第2軍管区の部隊がスリン県パノム・ドンラック郡バクダイ地区350高地付近のタイ領土から100メートルほど内側に越境したとされるカンボジア兵2~3名に遭遇したと語ったことを受けてのものだった。

掲載写真:国防省
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