カンボジア 一部地域では依然降雨が続く、局地的大雨になる

水資源・気象省は、今週の前半の気象警報を発令しました。

同省によると、カンボジアが南シナ海の低気圧の影響を受けているという。

この間、タイと南シナ海を覆う高気圧は徐々に小さくなります。南西及び南から風はタイから海岸に湿気をもたらしますが、その勢いは衰えており、東及び南東の風が南シナ海からカンボジアに湿気をもたらします。しばらく、雨季から乾季に代わる気候条件の端境期に見られる降雨が訪れが徐々に減っていきます。この時期、晴れれば高温となる季節風の向きが変わる気候の凪(なぎ)のような状態で一時、涼季が定着するまで、風の少ない高温の日々となります。

また、気象省によれば、10月30日から11月1日にかけて、再び中国からの高気圧がタイ北部を覆い、南シナ海まで伸びる見込みとのことです。

したがって北及び北東からの風が、南シナ海の湿気を含んだ南東風と交差し、カンボジア上空に雨雲を形成します。こうなると、気温が低下し降雨が冷気を伴います。

水資源・気象省によると、10月28日から29日にかけて、沿岸部の一部の州とプノンペンを含む中部低地の一部の州では、雷、稲妻、突風を伴う中程度の雨が降り、その範囲は沿岸部、中央低地帯の40%から50%に達っします。また高地・高原の一部の州では小雨から中程度の雨が降り、陸地面積の 30% ~ 40% をカバーするでしょう。10 月 30 日から 11 月 1 日にかけて、沿岸部と高地地域で小雨から中程度の雨が降り、陸地の 30% から 40% の地域で降雨をもたらします。こうした天気は気圧配置が乾季型に安定するまで続きます。

掲載写真:イメージ

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