国境のカジノから食料と金を強要したとされる828人のうち、192人ものジャーナリストが情報省に出頭した。
タケオ州キリヴォン地区プノンデン自治区にあるカジノは昨年9月、「何百人ものジャーナリストに米、水、ガソリンの補助金を提供できなくなった」と苦情を申し立てた。カジノ側はこの状況は「会社にとって処理不可能である」とタカリへの対応に苦情を述べている。
ネス・ピークトラ情報大臣は828名のジャーナリストの名前を公表し、昨年10月4日に同省に出頭するよう12月20日までの期限を与えた。
情報省報道官のテップ・アスナリス氏は、107の報道機関から192人のメディア代表(男性170人、女性22人)が情報省に出廷し、カジノ側の申し立てについて話し合う用意があると述べた。
同氏は、名前を確認するために名乗り出なかった残りのジャーナリストや報道機関に対しては、法律に従って法的措置が取られると付け加えた。
カンボジアジャーナリスト同盟(CamboJA)のノップ・ヴィ事務局長は、この事件はカンボジアのジャーナリストの評判に非常にダメージを与えていると述べた。
実に800人以上の他称・自称のジャーナリストはカジノに限らず何等かのタカリ行為を行なっている可能性があり、カジノの事件は氷山の一角で余罪の追及が望まれる。
掲載写真:ネス・ピークトラ情報大臣 Khmer Times