オースティン米国防長官は来週、シンガポール、カンボジア、フランスを訪問

米国防総省は5月24日、ワシントンでロイド・オースティン国防長官が来週シンガポール、カンボジア、フランスを訪問すると発表した。

声明ではさらに、オースティン国防長官のインド太平洋地域への10回目の公式訪問の一環としてシンガポールで開催される「シャングリラ対話」への訪問は、同地域が世界安全保障において重要であることを強調する全体会議での演説を行うことが目的であると述べている。

オースティン長官はシンガポール滞在中、二国間関係強化を目指し、シンガポールの新首相および他の高官と会談する予定である。また、東南アジア諸国のカウンターパートによる多国間会議を招集し、地域安全保障協力の強化を目指して日本と韓国のカウンターパートとの三国間閣僚会合(TMM)に参加する予定である。

同声明ではさらに、ロイド・J・オースティン国防長官は、4月16日のテレビ会議による協議に続き、インド太平洋地域各国のカウンターパートや中華人民共和国(PRC)の董軍国防部長と二国間会談する予定であると述べた。

「国防長官は、2022年11月にASEAN拡大国防相会議(ADMMプラス)に出席するためプノンペンを訪問した後、カンボジア滞在中に高官らと会談する予定だ」とのことである。

掲載写真:米国防省

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