オンライン詐欺拠点捜査で47人の外国人が逮捕

カンボジアで、ベトナム人ネパール人バングラデシュ人を含む少なくとも47人の外国人がオンライン詐欺の捜査で逮捕された。

オンライン詐欺対策委員会:セム・ワタナ大佐は2日、容疑者の中には女性6人を含むベトナム人27人とカンボジア人男性1人が含まれており、彼らは月曜日に特別捜査班がプノンペン都チバール・アンプーフ地区ヴィール・スボブ自治区プレック・チャン・プラム村の賃貸アパートを捜索した後に逮捕されたと述べた。

捜査の結果、モニター39台、CPU11台、携帯電話100台、SIMカード数枚、その他インターネット詐欺に使用された道具類が押収されたと発表。アパートは封鎖された。

ワタナ大佐によれば、同国出身の詐欺師27人を監督していたベトナム人容疑者数名の自白に基づき、当局は同日夜、シェムリアップ市サラ・カムルーク地区の賃貸別荘でバングラデシュ人16人とインドネシア人3人を逮捕した。

同氏によると、取り締まりの後、警察はコンピューター15台、ノートパソコン1台、携帯電話35台、パスポート19冊などを押収したという。

「取り締まりの後、当局はオンライン詐欺の首謀者を追跡するために事件を調査している」、「自白によれば、容疑者全員は海外の被害者を狙ったロマンス詐欺を行っていたとみられる」とワタナ大佐は述べている。

また、「プノンペンで逮捕された容疑者たちは尋問のためプノンペン市警察本部に一時的に拘留されている」、「シェムリアップ州で逮捕された19人の外国人は、法的措置のためにシェムリアップ州警察に引き渡された」とも同大佐は付け加えた。

内務省報道官:タッチ・ソカク氏は、「カンボジアは前政権時代に2万1000人の外国人を追放したが、現政権は2年以上の間に1万5000人を追放した」、「今年最初の9カ月間で、当局は技術詐欺48件を取り締まり、2,722人の外国人をカンボジアから追放したと説明している。

掲載写真:内務省 オンライン詐欺対策委員会

おすすめの記事