オンライン詐欺の日本人25人が強制送還を待つ、3人はタイへ逃亡か

ようやく、プノンペンを拠点としたオンライン詐欺集団事件の続報が現地メディアに掲載された。すでに日本国内ではカンボジア警察の強制捜査で25人が逮捕され、3人が途中トゥクトゥクで逃げ、既にタイに逃亡した疑いがあると報じられていた。現地での続報がでるのが、長引いたのはカンボジア警察の名誉だけではなく、こうした裏組織の捜査が日本警察の協力を得て、行われていたものと思われる。逃亡者3人がタイ国内に潜伏していてもいずれタイで逮捕されるの時間の問題で、それ以上に現地の詐欺拠点づくりの経緯の解明に日本の警察がかなり捜査をすすめ、ある程度の成果が上がったものと見られる。

*下の記事を参照してください。

このほど、9月初旬にオンライン詐欺拠点の強制捜査によって人的監禁と暴行に参加した容疑で拘束された日本人25人がカンボジアから国外追放されること決定された。他に逃走中の3人が警察の捜索を受けている。

入国管理局・ケオ・バンサン報道官は10月9日、当局者らは日本人を強制送還する前に内務省にガイドラインを求めていると述べた。

「日本人25名を入国管理局に一時的に拘留しています。国外追放がいつ行われるかはまだ確認できていない」と述べた。「内務大臣がゴーサインを出し次第、我々はすぐに実行するつもりだ」と語った。

内務省:タッチ・ソカク報道官によると、今回の大量逮捕は日本人被害者からの情報提供を受け、プノンペンの日本大使館の要請により行われたという。「国家警察は日本人 28 人全員を特定し、9 月 11 日に 25 人を逮捕する作戦を実施し、残りの 3 人は逃走した。国家警察はまだ逃走中の3人の捜索を続けている」と述べた。

プノンペンの駐カンボジア・日本大使館の三好浅葱参事官は9日、大使館は日本人25人の逮捕を承知​​しており、さらなる詳細を調査しているが、詳細については明らかにしていない。

今までカンボジア拠点のオンライン詐欺の先例2回と同様に、日本の警察官同行で、日本領内の機内で逮捕が執行されるであろう。

掲載写真:逃亡中の日本人3人、面も割れている。 Khmer Times

おすすめの記事