オンライン詐欺の容疑者4人を逮捕 容疑者の多くはカンボジアに潜伏中

タイ国家警察副長官:ポル・ジェン・スラチャテ・ハクパーン氏は10日(日曜日)晩、タイ国内メディアに対し、国家安全保障司令部から、オンライン詐欺容疑でタイで指名手配されている男性1名と女性3名をカンボジア警察と連携し、カンボジアのポイぺトで逮捕したと発表した。この逮捕は、家族はオンライン詐欺で約170万バーツの借金を負い、一家殺害に至った事件に関連する容疑者たちである。

逮捕された男性容疑者はオンライン詐欺で働くタイ人の監督者で、タイ国民を対象に詐欺のため、「ラバ」銀行口座を開設するよう勧誘した責任があるという。

同副長官スラチャテ氏によると、他に12人の容疑者がまだ逃走中で、カンボジアに潜伏しているとみられる。

*下の記事をご参照ください。

以前、22歳のロシア人がオンライン詐欺ギャングのメンバーにデジタルコインを販売した疑いで、マネーロンダリングの容疑でタイ警察に逮捕されたことにも関連するという。中国マフィア傘下のオンライン詐欺はカンボジア、タイ、そしてロシアを巻き込んだ国際的な犯罪として懸念が高まっている。

掲載写真:タイ国家警察副長官:ハクパーン氏 タイメディア PSB ワールド

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