インド人女性、詐欺就職で応募の若者をカンボジアに人身売買で逮捕

インド警察は、海外での仕事を確保する口実で若い男性をだまし取り、カンボジアに人身売買したとして31歳の女を逮捕した、と伝えられた。

警察によると、インドのニランブール出身の被告人サフナは、オンライン面接を実施し、タイの企業での仕事の約束をして、タザバ州コーラム出身のカニーシュから12万ルピーを受け取ったという。

サフナが雇ったエージェントはその後、カニーシュをネドゥムバセリーからタイへ連れ去り、そこからカンボジアへ人身売買したという。

カンボジアでは、カニーシュはオンライン詐欺を行う施設に入れられ、無理な目標を掲げてオンラインで他人を騙すよう強要された。目標を達成できなかったとき、彼は管理者から厳しい精神的、肉体的拷問を受けたいたという。

サフナはカニーシュさんの親族に15万ルピーの追加支払いを要求し、インドへの帰国を手配すると約束したが、約束を果たせなかったため、家族はインド大使館に通報し、その結果カニーシュさんは救出された。

オアチラ警察も被害者の家族からの告訴を受けてサフナ容疑者を逮捕した。

当局は現在、サフナ容疑者が同様の手口で他人を騙していたかどうか捜査中だ。サフナは裁判官の前に引き出され、司法拘留されたという。

掲載写真:就職詐欺の募集人 インド国内メディア提供

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