インド人女性 サイバー犯罪でカンボジアへの手配師として逮捕

インド国内メディア:「インディア・トゥデイ」は、インドのサイバー犯罪警察がカンボジアに関わる国際的な職業詐欺事件に関与した疑いで、人材紹介業者とされるムンバイ出身の30歳の手配師:女性を逮捕したと報じている。

インドのテランガナ州サイバーセキュリティ局(TGCSB)によると、ムンバイのチェンブール出身のプリヤンカ・シブクマール・シッドゥという女性(上記)は、求職者を騙しカンボジアに人身売買し、劣悪な環境下でサイバー犯罪行為を強いたとして告発されていた。

当局は、シドゥ容疑者が現在は廃業した就職斡旋業者で働いた後、無認可の斡旋業者を独自に立ち上げ、合法的な就労ビザを約束して求職者を騙していたと主張しているが、就職斡旋を隠れ蓑にした人身売買事件であると当局は見ている。

シドゥ容疑者の計画には、カンボジアの中国系企業の取締役ジテンダー・シャー容疑者(別名アメル・カーン容疑者)とつながりのある別の斡旋業者ナラヤナ容疑者との協力が含まれていた。カンボジアの中国系企業とは、要は中国マフィアの隠れ蓑の企業であろう。

プリヤンカさんは就職口を確認するためにカンボジアを訪れ、紹介した候補者一人につき約4万2000ルピーの手数料を提示された。インドに戻ると、彼女は甥のアクシャイ・バイディヤさんとその友人のダニッシュ・カーンさんのビザの手続きを開始した。インド警察によれば、この2人が彼女の就職詐欺の最初の被害者となったという。

掲載写真:「インディア・トゥデイ」

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