インドは10月7日(金)に、オンライン就職詐欺で被害者となった約80人のインド国民をカンボジアから救出されたと発表し、疑わしい仕事に細心の注意を払うよう自国民に警告を発した。
就職詐欺の被害者の一部はミャンマーの捕われの身から解放され、一部はミャンマーに不法入国したためにミャンマー警察に預けられているという。
ラオスとカンボジアでの同様の被害の件について、ラオス・ビエンチャン、カンボジア・プノンペン、タイ・バンコクのインド大使館が被害者たちの人々の本国送還を支援していると述べている。
このほど、「約80人がカンボジアから救出されましたが、その数は増え続けています」とインド国内のメディアは報道している。さらにこれに先立ち、インドは5日(水)に、ミャンマーで同様の就職詐欺の被害インド人約45人を救出したと発表している。
内戦状態のミャンマー、中国の債務の罠の陥る懸念のラオスでも、中国系マフィアはしっかりとその拠点を設けていることが解る。今や、東南アジア地域では中国系マフィアはカンボジア、ミャンマー、ラオスの詐欺拠点を築いている。
掲載写真:Khmer Times