やはり生きていた! モンドリキリ 野生のシャムワニの生息を確認
今月初めにモンドルキリ州のスレポック野生生物保護区で発見された絶滅危惧種のシャムワニ。WWFカンボジア

環境省と世界自然保護基金(WWF-カンボジア)の野生生物研究チームは、9月9日にモンドルキリ州のスレポック野生生物保護区で8匹のシャムワニ(Crocodylus siamensis)を発見したことを確認しました。このシャムワニは絶滅危惧種に指定されている。

9月21日の共同プレス声明によると、チームは、カンボジアの東部平原に位置する地域:モンドリキリ州の保護区内での省の管理とWWFカンボジアの支援の下で、10年以上の研究努力の末、この地域のシャムワニ繁殖個体群の最初の写真による証拠を入手した。声明によると、爬虫類の孵化したばかりの子ガメは、保護区に割り当てられた環境省のレンジャーの厳格な保護の下で、野生の生息地で安全なまま生息している。

「今年の孵化シーズン中、研究チームは定期的な野外モニタリングを実施しました。この特定の旅行では、午後7時から午前2時頃まで、ワニの生息地を4泊かけて観察しました」と、調査の1つであるチームメンバーのSothea Bun氏は述べている

環境大臣:セイ・サム・アル氏は「この発見は、生物多様性の喪失を逆転させ、世界的に重要な野生生物の回復を成功させる可能性が高いホットスポットとしてのスレポック原野地域の重要性を浮き彫りにしている」と述べた。「スレイポック保護区での発見は確かにシャムワニの保護と野生での生存への希望を高め、それはカンボジアと世界の種にとって重要な発見です」と述べている。

共同プレスリリースによると、シャムワニはかつて東南アジア全体に広まっていたが、1990年代初頭までにその範囲の多くから姿を消した。カンボジアはこの種の最後の拠点であり、推定200〜400個体が野生に残っています。

この7月20日の投稿記事にあるように東南アジア最大の湖トンレサップ水系でも生きたシャムワニの生息の発見は時間の問題となった。

掲載写真:9月初めにモンドルキリ州のスレポック野生生物保護区で発見された絶滅危惧種のシャムワニ。WWFカンボジア 画像:Phnom Penh Postより

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