さすが大河メコン。魚もでっかい!

NGO Wonders of the Mekongは、2006年に20匹の魚に音響タグを外科的に移植し、メコン川に放流した後の野生のメコンナマズの移動パターンに関する予備データを発表した。

同団体のメコンプロジェクト・マネージャーのワンダーズ Wonders  氏によればメコン川は、アマゾン川とコンゴ川の流域に次ぐ世界で3番目に多様な魚の個体数が確認されており、「今回の調査で最も速く動いた魚は、タグ付けされたワラゴアトゥーナマズ Wallago attu catfish だった。これは、8時間で52川キロメートル下流に移動し、調査の過程で川を合計88キロメートル移動しました。記録された最長の範囲です。この研究は、メコン川の魚の動きに関する重要な予備データを提供し、メコン川の驚異によって計画された将来の音響タグ付け研究によって役立つ。」と語っている。

メコンの巨大なナマズ(Pangasianodon gigas)巨大な棘(Catlocarpio siamensis)などの大型の回遊性の魚は、メコンで最も価値のある種の一部であり、ナマズは1キログラムあたり最大100ドルで販売されているという。

メコン川の大型魚の中で、ナマズ(ナマズ)は重要なグループである。いくつかの種は、縞模様のナマズ(Pangasianodon hypophthalmus)スポットパンガシウス(Pangasius larnaudii)などの主食です(またはかつてはそうでした)。P gigas、P hypophthalmus、Pangasiussanitwongseiなどの多くも絶滅危機種となっている。

国際的な組織であるメコン川委員会によると、メコン川流域は、1,148種の魚が生息する世界で最も多様な魚類の生息地である。またメコン川下流域(LMB)の内陸で捕獲された漁業は世界最大であり、総漁獲量は230万トン、年間110億ドルと推定されているという

*掲載写真:メコン川の巨大ナマズ 画像:NGO Wonders of the Mekongより

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