プノンペン博物館長 チケット販売収入の巨額横領の疑い 文化省にも類?

プノンペン国立博物館の職員は、同博物館の館長がチケット収入から国家収入を横領したとして、汚職防止局に訴えを申し出た。所謂。内部告発である。こうした訴え、内部告発が出た自体でアウト!となる例が多い。

国家腐敗防止評議会・トップ サム長と腐敗防止部門・オム イエンティエン部長に提出された訴状によると、1 月 2 日付で文化省の部門である同博物館のディレクターであるチャイ ヴィソット氏は次のように述べています。博物館は汚職に巻き込まれ、博物館の運営は不規則で恣意的であると指摘している。但し、昨年も国家腐敗防止評議会自身が身内の職員が不正で訴えられるということもあり、どうなるかはある種の見ものではある。

訴状によると、館長:Visoth はプノンペンの国立博物館のチケットの販売収入から、2022 年 1 月から 12 月までの月額約 36,380 ドル、年間 436,560 ドルに相当する金を受け取ることで汚職を犯したと主張しています。こりゃ、巨額な横領となる。

訴状ではさらに、ヴィソットの犯した行為は腐敗しており、彼は強力な役人との関係を利用して部下を抑圧し、脅迫して虐待していると付け加えたている。

国立博物館局長:ビソット氏は16日、「国家による汚職と横領の告発を完全に拒否する。私に対する申し立ての明確な証拠があれば、恐れることは何もないので、ACUに喜んで出頭しますので、現在ACUからの連絡を待っています。」

また文化芸術省・報道官:ロング・ブナ・セレイヴス氏は16日、「ACUによる調査の結果を待っているため、この件についてコメントすることは避けた」と述べた。

同氏は、「同省の役人による告発は、チャイ・ヴィソットが汚職に関与しているのか、それとも彼が文化省の高官と共謀しているという主張を確認していないのか、単なる噂に過ぎない」と汚職に否定的な発言も付け加えた.

掲載写真:館長が訴えられたプノンペン国立博物館 画像:Khmer Times

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