保健省の強い呼びかけ
保健省は、「ボンケンコン1区に位置する2つの店:Pedro、Zando店を客として訪れた人、または従業員やそれに関連する人々に検疫に入るよう」に呼びかけた。
8日夜、発表された同省の声明によれば「最大9人の従業員と買い物客が検査で陽性であると確認され、PedroとZandoの2点の関連者すべての人はソカ・ホテルに行き、そこで検疫を受けねばならない。」「政府は検疫の費用を負担します。そのため、新たなクラスターのさらなる拡大や発生を回避するために、強制的な検疫に入ることが不可欠です」と保健省は述べている。「特に11月27日以降、買い物客または2つの店舗を訪れた客は誰でも受けられる」付け加えました。
上記の地元メディアの報道を読むに新たな検疫所が、プノンペンのメコン・バサック川沿いの対岸に位置するソカ・ホテルに設けられたことが解る。
えっ、密、密…じゃない? 救いは野外であること、でも行列感染が怖い
同報道の8日晩の記事では、掲載写真「オリンピック。スタジアムの検疫所」(8日付)が見られたが、8日晩の時点では、同掲載写真の記事には『多くの人が(保健省のガイドラインに沿って)社会的距離(ソーシャル・ディタンス)を維持して検疫を受ける』と書かれていたが、さすが掲載写真と記事の内容の乖離に恥ずかしくなったのか、9日の時点では同記事は削除されていた。
写真を見るに社会的距離どころか、「密、密…」状態の行列である。これが、検疫所の職員の指示がなければ、検疫者がワーと押し寄せ無秩序な群衆の塊になり何が起こるか、らかったものじゃない。スパー、コンビニ等の店舗で従業員の注意がなければ、日常的に割り込みに殺到し、行列しないのがカンボジア人である。
掲載画像:Khmer TimesとPhnom Penh Postより